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グローバル教育デザインB 人材像の明確化

求めるグローバル人材像は何か

やはり学校でグローバル教育を行う際に、最初に設定しなくてはいけないのは「グローバル人材像、グローバル教育のコンセプト」です。グローバル人材の定義や必要なスキル、マインドについては、別のページで述べてありますので、参考にしてください。

人材像の具体例として2つ例を出します。まず1つ目は私が自分で設定しているグローバル人材像です。

・ 国内外問わず、友人の輪を作ることができる人
・ グローバルな意識と教養を持ち、多様性を認めることができる人
・ グローバルな社会問題に関心を持ち、自ら探究できる人
・ クリエイティブに考え、主体的に活動できる
・ コミュニケーション能力に優れ、積極的に自己表現できる人
・ 日本の文化を理解し、誇りを持って発信できる人材

次に、少し趣旨は違いますが、IBが提唱する10個の学習者モデルも1つの参考になると思います。

・ Inquirers
・ Knowledgeable
・ Thinkers
・ Communicator
・ Principled
・ Open-minded
・ Caring
・ Risk-takers
・ Balanced
・ Reflective

このように、単に「グローバル人材」と言葉だけではなく、具体的な人材像の提示をする必要があるでしょう。そして、生徒や周りの教員に対してこれらを自分の言葉で、自分の思いとして語れるようにならなくてはいけません。そして、教育プログラムをこの人物像に合致するようにデザインしていくことが重要になります。

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