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会議前半の動き

アンモデによるグルーピング

アンモデはザ・非公式会議です。会場を動き回り、DR作成に向けて本格的な議論、交渉、主導権争いなどが行われていきます。

まず、アンモデは熱い! 松岡修造並みに熱い大使もいます。モーションが可決され、木槌がなると、一気に大使が立ち、「EUはここに集まってください!!」とか「さっきメモ回した○○グループの皆さん、後ろに来てください!」と大きな声が飛び交います。

こうやってグループ形成の火花がバチバチ散るのです。



DR作成に向けて

前半戦はDRの作成です(2日間会議なら、初日がこれに当たります)。

アンモデ開始を皮切りに、グループを形成し、主張をぶつけながらDR作成に取り掛かります。ある程度の大枠合意ができたら、核となるグループがPCを開き、協力する国がそれを囲み、意見をぶつけ合いながら1つのDRを作成していきます。


DR提出を前にした中盤になるとアンモデもずいぶん様相が変わってきます。

DR作成の中心にいる大使は11秒たりとも予断を許さないほどせわしなく動いているのですが、一方、DRの中心にいない大使は取り残された感が出てきます。

全日本大会ぐらいになると必死にみんなが議論に食いついていくのですが、初級者の多い練習会では残念ながら参加度の差は顕著に見られます。


(このグループはランダムです)

内政と外交 2つの交渉

DR作成の交渉には2つの役割とベクトルがあります。模擬国連では、それを内政と外交という言い方がで表します。

アンモデでは21組で動いても意味がありません。お互いがコミュニケーションを取りつつも、それぞれの特性に合わせて、立場、役割を考えて動けるようにしましょう。

場合によっては、2人が異なるDRグループの中に入り、交渉を進めながら、より自国の利益に合うDRを見極めるという方法もあります。

両方にサインするふりして直前に片方を裏切るというような道義的に問題のある方法はあまりよろしくありませんが、DRを見比べて、色々な国と交渉をフラットにしてみて、賢く動くということは外交戦略として当然かつ必要でしょう。




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