留学先は最初からアメリカです。いや、アメリカ以外に留学行くことなんてイメージしたこともなかった。それほど、アメリカに行くのが当たり前という思いでした。私の留学の地図にはそもそもアメリカしか載っていない、そんな地図です。
下で述べるように、アメリカを選んだ理由いくつかあります。しかし、そんな理由、正直関係ないぐらい最初から「アメリカ」です。
他の国を選ばなかった最大の理由は、、、「アメリカじゃないから」です。
留学する・・・「そうだアメリカに行こう」ぐらいの当然さです。
あらゆる動機、理由を飛び越えるほどに、アメリカンドリームというか、ロマンというか、かっこいいというか。でも、アメリカに行くのが当たり前すぎて、憧れにすらならない、という感じもあって。
だから、「英語教育を本場で学びたい」と思った時、その「本場」はアメリカ以外になかったのです。移民が沢山いて、英語教育が盛んで、研究も最先端で、大学のネームバリューもある、、、そんなイメージです。
私の専門の言語学、言語教育学の分野では、アメリカの論文ばかり出てきます。その中で、行き先がアメリカであることはある意味自然なことでした。
留学生、英語、環境、教育価値観、カリキュラム、、、ICUの多大な影響は確実にありました。日本にあるアメリカ系大学から次は本物のアメリカの大学へと思いはつながります。
ちなみに、当時は、野茂やイチローがメジャーリーグで活躍していたころですが、それを見ながらネクストバッターズボックスで自分が留学する番を待っているような感じです。
そんな感じで、太平洋の向こう側の国を見ていました。
P.S. 一応、カナダも含めて「アメリカ」って感じで入っていました。
そうは言っても、アメリカを選んだのには理由もあります。
「海外で学んだって言うなら、最低2年でしょ」みたいなイキった感覚です。夢の留学が1年じゃ短すぎるんです。「2年ないと専門も深められない」とも思いました。1年で大学院というのは想像がつきませんでした。まあ、正直、今も想像つきません。
個人的な好みです。「英語=アメリカ英語」と思っているぐらいでしたしね。
英語力のテストとして、アメリカ系の大学はTOEFL、イギリス系はIELTSを受けるのが基本ですが、TOEFLはICUのプレイスメントでも行われていたので、なじみのあるテストでした。TOEFLで何点取るというのが、大学当初からの目標でした。IELTSはそれこを得体の知れないテストだったのです。
でも、TOEFLしか念頭にないからアメリカを受けたというより、アメリカしか念頭にないからTOEFLしか念頭になかった、という言った方が正確です。
憧れていた?、、、いや、「かぶれていた」かな。アメリカもイギリスも行ったこともなかったので、自分の中の空想でしたけどね。